亡くなってからの葬式の準備は慌ただしく、急なことだけに予備知識があるとは限りません。親戚の方々のアドバイスで、葬式はどこに頼むか、花はどうするか、お寺さんへの連絡など、次々と決断すべきことがやってきます。家の留守番を誰にお願いするか、火葬の待ち時間の軽食は何人分用意すればいいか、しっかりコミュニケーションを取りながらでないとあたふたしてしまうことも多々あります。
縁起が良くないからと、葬式に関することは拒まれる場合もあります。いつの間にか聞いてはいけないことのようになり、いざ葬式に関わるときにはわからないことが多いとなります。縁起がどうこうではなく、葬式の一連の流れは知っておく必要があります。生きているのですからいつかは関わることになります。
葬式についての知識が身についていれば、いざというときでも知識が落ち着きに繋がることもあります。葬儀社の会員になることで会員費用で葬式を行える場合もありますし、火葬だけにするという選択も出来ます。少しずつでも知識を身につけ冷静でいられなくなる状況を避けることは、自分だけではなく周りを落ち着かせることにも繋がるのではないでしょうか。